SMP ダンコフ 制作記その2。ダンコフの拳と腕の制作に入ります。指は角指から丸指に変更。また、腕はキットより大幅に太くする事で更なる迫力を出していきたいと思います。パテやプラバンで工作を行うよりも、完全なシンメトリを簡単に作れる3Dプリンタで制作して行く事にします。
腕をゴリラの様により太く、そして力強く!
今回より実際に工作を進めていきたいと思います。
まずは腕から。もっと太くして、少しだけ人間体型から外れたゴリラの様な力強さと迫力が出るようにしたいと思います。
自分の購入したダンコフは個体差なのか、プラがもげてしまうのではないかと言うくらいに二の腕の嵌め込みが異常に固く、また、肩のボールジョイントがすぐに外れてしまい非常にストレスが溜まります。
当初はキットを活かしてプラバンで腕を太らそうと思ったのですが、ご存知の通り、私はあまり精密な工作が得意ではありません。
手作業で両腕をシンメトリに作る自信もなかったので、思い切って全て3Dプリンタで出力したものに置き換えることにしました。
毎回拳を作るのは悩むし面倒臭いので先に終わらせる!
一番面倒臭い拳から片付けちゃう事にしました。
今まで作ってきたザカールとダルジャンの拳と比べて大幅に大きさを変更します。
更に丸指にする方向で新たにモデリングしていきます。
ついでにレーザードガンのグリップと握り手も同時に済ましてしまいましょ!
丸指自体はシンプルなので、作業はスムーズに進んだのですが、結構悩んだのは”手のひら”の形。
より人間に近い構造でメカニカルな雰囲気を出したくなかったので何度か作り直し、最終的には下記画像より更に丸みを帯びた形で落ち着きました。
次は腕のモデリング作業
今回のダンコフは、SPTではなくMF(マルチフォーム)と呼ばれる用途に特化された機体。
ほかの死鬼隊の機体同様、非常に独特のシルエットをしています。
ザカールやダルジャンはまだ人間に近いシルエットでしたが、ダンコフの体型はそれとは程遠いので、それを意識してモデリングを進めていきました。
キットの腕を採寸して大雑把に大きさを把握、そこから自分好みのテイストを盛り込んでいきます。
最初は腕の長さを延長してみてパーツが揃った所で仮出力!
・・・あらら😖 なんか貧弱で弱そうになってしまいましたwww。流石にこれはちょっとNGですねぇ。
力強さもなく、近接戦闘に特化した機体の腕とは思えません。やり直し💦
モデリングデータを修正
仮出力品をよく見て、修正点を整理します。
先ずはやはり、腕の太さが足りない様に見えるので、違和感がないギリギリを狙って太く修正。
そして、腕を長くするという考えはちょっと方向が間違っていたのかもしれません。
長さはあまり変えずに、拳の大きさで長くなった様に見える効果を期待する事にします。
修正したデータが以下になります。だいぶ良くなった気はするのですが・・・
とにかく出力して確かめてみるしかありません。
いざ!再出力!!
再出力したパーツを装着してみて、どの程度変化があったのかキットの腕と比較してみます。
それなりに効果はあった様で、随分と逞しくなった気がします。
これは中々良いのではないでしょうか!修正前の貧弱な感じは無くなったと思います。
両腕を、出力したものに置き換えて最終確認!
自分の中では大満足の結果になりましたので、腕の作業はここで一旦完了とします。
まとめ
次回は、毎回必ず行っている頭部の作成。
キットの頭部は相当小顔ですので、このままじゃ1/100のパイロットを乗せることができません。
相当大きく作り直す必要がありますね。
ただ、大きくして違和感があっては元も子もないので、その辺のバランスが難しそうです。
今回は以上となります。